オンライン学習は定着するのか?現役大学生が思う現実は?

オンライン授業に必要なもの 気になるニュース

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この春すべての人が強いられた「外出自粛」と「自宅待機」。
多くの会社員は自宅での仕事「在宅ワーク」がメインとなり、ZOOMによるリモートワークなど、
オンラインでの仕事方法が急速に発展してきました。

外出自粛が求められているのは学生も同じ。
国内での感染が広まってきた2月末から3月といえば卒業式のシーズン。

更にその後も感染は収まるところを知らず、4月の入学・始業式・新学期のオリエンテーションを十分に行えていない学校もあるでしょう。

そんな中、一部の大学や高校で取り入れられている「オンライン授業」の現状について、
現役大学生の意見を紹介していこうと思います。

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オンライン学習は一部の学校では実施開始。現状としては

オンライン学習

LINEが発表した統計によると、
現在14%の高校と46%の大学でオンライン授業が行われています。

個人的には、高校におけるパーセンテージはこのくらいかなと思いますが、大学でのオンライン授業導入率が思ったより低いと思いました。

今回、オンライン授業を実際に受けている現役大学生たちにアンケートをとり、学習の現状や今後について聞いてみました。
学生たちのリアルな声を見てみましょう。

Q,オンライン授業に賛成?反対?

約77%の学生がオンライン授業に賛成と答えました。

理由としては、
・体調不良で登校できないときでも授業を受けられる
・満員電車のストレスがなくなった
・お化粧やお弁当の準備が必要ないので時間を有効活用できる
・交通費がかからないから節約になる
・大教室だと手を上げにくいけど、チャット機能を使えば教授に質問しやすい
などが挙げられました。

女子大に通う学生からの意見も多くもらったので、女の子ならではの意見というのも見受けられました。

この質問に対する回答の中で筆者が一番感動したのは上記の理由にはありませんが、
就職活動と両立しやすい」という声です。

そういう私も3年ほど前は就活で首都圏を駆け回る大学生でした。

私の場合、4年生の時は週に1コマのみの履修で、ゼミのときだけ大学に行っていました。
しかし、たった週1回のゼミと選考が重なることもありましたし、大学によっては取得単位に上限が定められており、4年でも授業を多く履修しなければいけない学校もあるでしょう。

となると、卒業後の進路を決めるための活動が、卒業を妨げるなんていう可能性もあります。
そういうときに、動画配布授業なら期日までに動画を見られたり、移動中などにも授業に参加できます。この視点は現役就活生ならではだなと思いました。

一方で、質問や疑問があった時、解決までに時間がかかるなどの理由から、オンライン授業反対派の意見もありました。

Q, オンライン授業と対面授業、どちらが好き?

これは約63%の学生がオンライン授業と答えました。

慣れた従来の対面授業のほうが人気かと思いましたが、2ヶ月経って、オンライン授業もだいぶ馴染んできているのでしょうか。

Q,1の質問内容と少し似た内容の質問でしたが、賛成は賛成だけど対面授業のほうが好きという意見が多くなりました。

理由としては、
・友人と一緒に授業を受けることで学習意欲を刺激しあえる
・グループワークや雑談などから深まる学びが減ってしまっている
・語学やゼミなどの少人数クラスは会話が活発になってこそ
・実技の授業(書道や茶道など)は対面授業でないとできない(難しい)
などの意見が上げられました。

先生から一方通行にインフォメーションが送られてくる講義ではなく、学生同士、また先生も交えて意見交換や討論を行うことに慣れている学生には、オンライン授業での環境だけでは物足りないようです。
筆者個人としては、このように自らの意見を発信したがっている学生が多くいることを
すごく嬉しく思いました。

Q,どのような方法でオンライン授業を行ってる?

筆者はZOOM以外の方法を知らなかったのですが、最近YouTubeで授業の配信をしている先生もいると聞きました。

私には現役大学生の妹がいるのですが、彼女は大学のポータルサイトに貼られたURLからZOOMにアクセスしています。
そのため、オンライン授業開始当初ポータルサイトのサーバーがダウンして授業に参加できないというネットならではの不便も起こっていました。

YouTubeを利用している先生は、その授業の時間にだけ限定公開でアップして、コメント欄に名前を記入する方法で出欠を取っているようです。

先生によってはしばらくアップし続けていて、繰り返し見ることができるという方法を取っている人もいるそうです。

また、ポータルサイトだけでなく、googleクラスルームで課題資料やPDFファイルを共有しているという声もありました。
パソコン作業に慣れていない先生は、ZOOMなどによる対面授業は行わず、
クラウドに共有された課題を課すだけでオンライン授業としているケースもあるそうです。

オンラインで授業を受けるための準備は必要?今後は必須?

オンライン授業に必要なもの

全国で緊急事態宣言が解除され、6月から徐々にもとの生活に戻りつつある人も多くいるでしょう。
しかし、怖いのはこのタイミングでの気の緩みと、そこから成る第二波、第三波の到来です。

となると気になるのは、今後もオンライン授業が続いていくのか?というところ。
今回オンライン授業に取り組んだ学生たちからのアドバイスや意見を聞いてみましょう。

Q,オンライン授業開始に当たって特別に用意したものはあった?

少し意外でしたが、アンケートに答えてもらった学生の多くが、入学時にノートパソコンを既に購入しているとのことでした。
そのため、授業で指定された教科書や書籍など、従来の対面授業と同じように、授業開始後に指定されたものを購入はしたけど、特別に用意したものはほとんどなかったそうです。

Q,今後選択ができるとすれば、オンライン授業と対面授業のどちらを選ぶ?

面白いことに、この質問に対する答えはきれいに半分に分かれました。

オンライン授業と答えた学生からは、
・時間や交通費の節約になる
・移動時間がなくなるので学校以外のやりたいこととの両立もしやすくなる
などの声が上げられました。

リモートワークになった会社員が、家族と過ごす時間が増えたり、趣味に回せる時間が増えたというのと似ていますね。

一方、対面授業を選びたいという意見の中には
・友人や先輩、先生との交流がいないのはさみしい
・ゼミやサークルなどの学内活動を行いたい
というものがありました。

キャンパスにおけるコミュニケーションを楽しみにしている意見が多く挙げられたなという印象です。

また、どちらにもメリット・デメリットがあるので、授業内容によって変えたいという意見や、
対面授業を基本に、配信授業も継続してほしいという声もありました。

「体調不良で登校はできない」けど、
「とりあえず受講はできる」というポイントは大きいと思いますね。

大学に行くことの目的は登校ではなく受講です。
その点を踏まえると、オンライン授業の継続はかなり有効的な手段なのかなと思います。

しかし、そこに甘えて、本来なら遅刻だけどオンラインだから間に合ったなど、ズルに使うケースもあるでしょう。仮にオンライン授業と対面授業と両立していくとなると課題は多そうです。

オンライン学習は定着する? まとめ

オンライン授業の今後は

今回は学生からのリアルな声を中心にお届けしました。

6月いっぱいはオンライン授業を行う学校、
6月から実技授業だけ少人数の対面授業を行う学校、
前期が終わるまでの全ての授業はオンラインで行う学校、
対応は学校によって異なります。

また、感染者数や行政の方針によって、明日突然対応を変えなくてはいけないということもあるので、社会人も学生も大変かと思います。

ただ、今回、仕事も学習も、自宅でもできることの可能性がかなり広がったと思います。

全てが元通りになるのではなく、変化も取り入れながらより良い環境を作る方が良いですよね。
そのために自分で考えていくことや声をあげていくことはとても大切だと思います。

少なくとも今回アンケートに答えてくれた学生たちは何かしら自分の考えを持って筆者に発信してくれました。
オンライン学習などは、まだまだ新しいジャンルなので不安定な部分もあると思いますが、彼らの声が決定権のある大人たちに届き、少しでも取り入れてもらえると嬉しいと思います。

アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
皆さんの学びが今後より一層豊かになり、将来が輝くものとなりますように。

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