クチャラーとは、俗に食事をする時に食べ物を口に含んだ状態で唇を閉めずに咀嚼し「くちゃくちゃ」と音を立てて食べる人のことです。
食事をしている時に音を立てて食べられると良い気はしないですね。
大多数の人に不快感を与え、忌み嫌われる存在であるクチャラー。
その不快に耐えられない人は約8割で、一緒に食事をするのを嫌がられたり、マナーの悪さに幻滅させられたり、初デートでクチャラーであることがバレてしまった場合もう二度と誘われないなどの悲劇に見舞われることもあります。
クチャラーは周りに強度のストレスを与えてしまうため、どんなに性格や顔が良くても受け入れてもらえないこともあるくらいです。
ではもしもあなたがクチャラーだったらどうでしょう?
自覚症状がない場合も多いので、もしかして自分がクチャラーかもと思った場合は即対処するように心がけましょう。
そもそもなぜクチャラーは存在するの?原因はなに?
それではいったいなぜクチャラーが存在するのでしょう。
その原因の一つに、噛み合わせがあります。
上か下の歯が出ていることで咀嚼時に口を閉じるのが困難な場合、咀嚼音が漏れてしまいます。
他には、鼻炎や鼻詰まりなどで鼻呼吸がしづらいとどうしても口から呼吸しなければいけないので咀嚼中も口を開けざるを得ませんよね。
また、舌の位置が低い、舌の付け根のヒダが短いなどの原因で舌の動きが制限されてしまった場合咀嚼音が出やすくなります。
もう一つの原因に、舌や口の周りの筋肉が弱いことが挙げられます。咀嚼中にだらしなく口が開いてしまうのは筋肉がなくて疲れてしまうからなのです。
そしてよくあるパターンが幼少期からの癖です。前歯で噛もうとしたり、一度にたくさん口に入れる癖がある人は、音を出して食べることに慣れてしまっていて、自分がクチャラーであることに気付かずに過ごしてしまいます。
例え家族に指摘されても治せなかった場合、他の人は遠慮して言えない場合が多いので自覚するのは難しいでしょう。
クチャラーを治すためにやるべきこと
ではクチャラーを治すには何をすれば良いのでしょう?
いくつかの方法をあげてみました。
歯並びを治すこと
まず歯並びが悪いのが原因の場合は歯医者さんで治してもらうという方法。
歯並びが改善されることで、クチャラーから解放されることもあります。
鼻炎を解消する
鼻炎などの問題も、食事前に鼻の通りを良くするとか、一口の量を減らしてすぐに飲み込める量にするなど工夫をしてみましょう。できることなら鼻炎も治療するのが理想です。
また、姿勢が悪い事も鼻の通りを悪くする原因となるので、姿勢を正して食べることで飲み込みやすくなります。
口の周りの筋肉を鍛える
食べる時に疲れを感じるようならば、ぜひ口の周りの筋肉を鍛えましょう。
舌の筋肉は、あーいーうーと発生しながら舌を前に出すことで鍛えられます。
口輪筋は糸を通したボタンを口に入れて外から糸を引っ張り唇でボタンを外に出さないように止めるという運動が効果的です。
簡単なのでいつでも出来ますね。
子供のころからクチャラーが癖になっている場合
もし、子供の時からの癖が抜けないのなら、先に挙げたことを実行しつつ、根気良く頑張るしかありません。
まず、自分が周りにどれくらいの不快感を与えているか自覚することが大事です。
可能であれば、自分の食事中の風景を録画して見てみましょう。
クチャラーである自分自身を客観的に眺めることでその不快さを自覚し、治すことへの意識がさらに高まるはずです。
それが出来たら今度は静かな場所で一人で食事をします。
その時に自分の口から出る音に集中してみましょう。
常に音を立てているのか?それともある特定の食材でより大きな音が立つのか。
自分から出る咀嚼音を分析して攻略することでより効率的に治すことができるかもしれません。
あとは、行儀よく食べるということを常に意識することです。
家族や恋人との外食で恥ずかしい思いをしないために頑張りましょう。
クチャラー改善 まとめ
大多数の 人が不快に思っているクチャラー。
くちゃくちゃ食べるという事を改善するための方法をいくつか挙げてみましたがいかがでしょうか?
原因が解った場合は、その原因を解消することで変化が出てくるので、ぜひ取り組んでみてください。
クチャラーから卒業するだけで人生は変わります。
外食のお誘いも増え、食事の際はみんなの顔に笑顔が戻ります。
自分がクチャラーであると自覚できたとしたら、それだけでも大きな第一歩です。
むしろ、ゴールはもう目の前。
輝かしい未来のためにもクチャラーを治すための努力を今すぐ始めましょう。