人も冬眠出来たらどうする?マウスの冬眠成功で今後考えられることは?

人は冬眠できる? 気になる情報

スポンサーリンク



冬眠する。

それは一部の動物のみが可能な生まれ持った能力とされてきました。
しかし、近い未来人間も冬眠することが可能になるかもしれないことが発表されました。

2020年6月11日、イギリスで毎週木曜創刊の「Nature(ネイチャー)」にて本来冬眠しないマウスの人工冬眠に成功したと発表されたのです!

これは理化学研究所と筑波大学の共同研究によって実現したもので、実用化も見込める非常に意義のある研究であるとしています。

そもそも冬眠は生き物が食料不足になる寒い時期を生き延びるために、生物が本能的なもので究極に代謝を抑える現象で、その現象の詳細は明らかになっていませんでした。

それが、マウスの人工冬眠に成功した今、人間にも応用できる可能性が大いにあるため世界中が特に医療現場や将来の宇宙旅行に関する機関から注目されつつあるのです。

では、人工冬眠のメカニズムは一体どういうものなのか、今後の活用法について詳しくみていきたいと思います。

スポンサーリンク



マウスで成功!人工冬眠のメカニズム

人が冬眠できる

研究の末に成功したマウスの人工冬眠、それは人類にとってすごく意味のある発見ではないかと言われています。

正確に言えば、実験によって冬眠しない種類のマウスに薬物投与したところ、低体温になり代謝と酸素供給量が低下したことによる冬眠のような現象を確認したそうなんです。

これを初めに発見するきっかけになったのは、筑波大学の学生・Tohru Takahashi(たかはしとおる)さんが冬眠とは逆のマウスが活発化すると仮定して行った実験での発見でした。

たかはしさんが行った研究で、QRFP陽性細胞のみを刺激できるような遺伝子操作を行ったマウスに刺激を与える薬物投与を行ったところ代謝の低下がみられたというものです。

冬眠しない動物が冬眠状態に

そこでTakeshi Sakurai(さくらいたけし)教授に相談し、理研と共同研究を行った結果、初めて冬眠しない動物に冬眠と同様の現象が起きることを発見したのです。

しかも、マウスの脳内の視床下部の一部の神経にのみ働きかける実験を行った結果、Q神経誘導性低代謝によって数日間の冬眠状態が起きるという世界初の結果が生まれたのでした。

もちろん人工冬眠を行ったあとのマウスの状態は良好で身体に問題なしと判断されています。そのため、こんなにも話題になっているようです。

このようにさまざまな研究を積み重ね、筑波大学と理研の双方の知識と技術によって今回の素晴らしい研究が成功したようです。

今後筑波大学は、サルを用いた研究段階に入り、人工冬眠の臨床応用化を進めていく方針のようです。実用化される日もそう遠い未来ではないかもしれませんね!

人工冬眠が成功した際の活用法について

冬眠の医療活用

今回の研究発表を受けて、人工冬眠が可能になったら医療現場での活用が主に期待されています。もちろん宇宙旅行などの近い未来の話でも注目されています。

医療現場における冬眠の活用法

まず1番期待されているのは、脳梗塞や心筋梗塞などの血流が関係している病の重症化を遅らせることができるのではないか?ということです。

つまり今までは、エネルギーの需要と供給のバランスが崩れ需要が高まり供給が足りない時、病気になっていました。そこで足りないものを補うことで病気と闘ってきたのです。

しかし、薬物投与による人工冬眠が可能になれば、人工心肺がないと救急で到着しても手遅れになっていた人が重症化するリスクを抑えることができる可能性があるのです。

また、臓器移植を行う際にも今までは早々と移植しないと、移植できる状態に保つのが難しかったものが、ある程度臓器の長期保存できるようになる可能性もあります。

また全身麻酔の手術の際も、麻酔科医が自律神経の働きをコントロールしながら行っていますが、体の抹消を冬眠状態にすることで様々なリスクを軽減できる可能性があるようです。

宇宙旅行における冬眠の活用法

今後、地球は資源や食糧難に陥る可能性が高く火星への移住計画なんてことも世間では言われています。

しかし、火星に行くにはじかんとそれに伴った食料や水がかなり必要で積み込んでいくのはかなり至難の業です。

でもこの人工冬眠が人間にも応用できるようになったら、火星やその他の星へ宇宙旅行が可能になった時も冬眠した状態で行ける可能性が出てきたのです。

これにより積まなければいけなかった食料や水が最小限で済むことになり、かなりの節約になると期待されています。

人が冬眠できるようになったらまとめ

冬眠して宇宙旅行

今回はマウスの実験で人工冬眠に成功したことによる人の人工冬眠への応用の可能性についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

とにかく難しいことは置いといて、人工冬眠が可能になれば、さらに医療は発展し、人々が豊かに暮らすことができるようになるということです。

宇宙旅行に関しても、月への一般人の旅行が可能になったように火星やその他の星へ行ける日も遠くないかもしれません。

そのとき人工冬眠の技術が確立していれば、宇宙へ行くときの準備や機材が節約され宇宙旅行がもっともっと身近なものになっていくかもしれません。

人工冬眠による医療現場での貢献の可能性と、近い将来の宇宙旅行への希望をこめて実用化する日が来るのを願うばかりです。

タイトルとURLをコピーしました