大学生になって1・2年のときには、先輩たちが就活で落ち込んだり、喜んだり、一喜一憂する姿をみて、大変そうだなーなんてのんきに眺めていた人も多いでしょう。
しかし、実際自分が就活するようになると上手く行かないことばかりで、もういやだー!就職活動なんて辞めたい!と叫びたくなっているのではないでしょうか?!
就活のために面接を受けても受けても内定がもらえないと、どんな人でも不安になるし、嫌になって当然です。
「新卒」は就職における強い味方!?
しかし、新卒という就職するための武器とも言える肩書がなくなると、はっきり言って更に就職するのが難しくなってしまうのです。
就活がキツイとき、まず一番にしてほしいことは息抜きをすることです。他にも、なぜ就活がキツイのか理由を模索するのもいいかもしれません。
そして忘れてほしくないことは、何のために就活をしているのかを考えるということです。今この就活スパイラルから抜け出すためには、就職の内定をもらうしかありません。
その就活は全て今後の自分の人生を安定させる、やりたいことをやるためには必ず必要なことになってくることを忘れてはいけません。
つまり就活をやらされているという気持ちから抜け出すことが辛い就活を終わらせて内定をもらうための打開策になるのではないでしょうか?
そこで今回はツライ就活を諦めずにがんばるための打開策や乗り切るコツを詳しくご紹介していきましょう。
新卒は最大の武器!辛い就職活動ともう一度向き合おう
就職活動は大学生ならかなりの確率で経験することですが、とにかく面接を受けて内定を多くもらい、自分が本当に行きたいところを選ぶことができる人は実は多くはありません。
就活でいくつかの企業を受けて落ちてしまったことで、メンタルがやられる人も少なくありません。ただここで諦めてしまうと新卒という就活の最大の武器を失うことになります。
新卒=何もできないというイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。逆に新卒は伸びしろがある、その企業の色に染められるという利点があります。
逆に一度フリーターになったりや就職浪人をしてしまうと、すぐ諦めてしまう人と思われかねないので、まずは諦めずに頑張りましょう。
自分の就活を見直してみる
辛い就職活動が続くとなんで自分ばっかりが内定をもらえないのか、なんで上手く行かないのかを考えることばっかりに気持ちが行ってしまします。
そんなときは、頭から就活のことを一旦置いてみるのがいい方法です。とにかく1日眠ってみたり、遊びに出かけたり、自分の好きなことをしてみましょう。
そうすれば、メンタルの疲労も肉体的疲労もかなり解消されて前向きな気持ちで就活に望むことができるでしょう。
次に見直したいポイントは、就活のエントリー数です。新卒の就活者は平均40社ほど受けています。ただ単にエントリーしている数が足りていないということはありませんか?
40社と聞くと多いように聞こえますが、実際はその倍くらいは受けたという就活者も多いのです。もう一度自分のエントリー数が少なくないか見直してみましょう。
エントリーの数が足りているのに上手く行かない人は、志望動機と自己PRを企業向けのもの、つまり企業が求めている人材と合致しているかを見直しましょう。
自己PRや志望動機が企業が求める人材とかけ離れていたら、どんなに優秀でも内定をもらうことはできないのです。
面接官はどこを見ているのか?ポイントがわかれば対策もバッチリできる!
実際に面接に行くとき、どんなことに注意していますか?就活で大事なことはいくつかあります。それでは、ポイントをいくつか見てみましょう。
● 採用担当者に気に入ってもらえるES(エントリーシート)を書く
ESは就活生にとって要とも言える大切なポイントです。まず気をつけたいのが、字の大きさと文字数です。文字が小さいと読みにくいし、少ないとやる気を感じないからです。
文字はなるべく大きめに、わかりやすい字でしっかりと文字数を稼ぎましょう。誤字脱字もESだけで落とされる理由になります。しっかり読み返して誤字脱字がないか確認します。
もし、誤字脱字があれば修正ペンや修正テープで消したり、ボールペンで塗りつぶすのではなくきちんと書き直すことが重要です。
また、ESの内容もきちんとその企業に合っているかを確認しましょう。銀行でもないのに御行と書いたり、他社の商品名を持ち出すのも落とされる理由になります。
あとは、自己PRにおいてバイト先でのことやサークル活動での実績を書くのもおすすめしません。理由は、企業にその実績をアピールしても伝わらないことが多いからです。
自分の実績を記入する時は、実績、その実績に至るプロセス、そしてなぜその考え、プロセスにたどり着いたかを記入すると採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。
最後にESで絶対やってはいけないのが、コピペです。コピペでなくともどこかで見たものをアレンジして書くのもよくありません。
採用担当者はその道でたくさんの就活生のESを読んでいるので、インターネットで拾ってきたような文言は例え自分で書いても落とされる可能性が高くなるので気をつけましょう。
● ESにはる写真は慎重に選ぶべき!
就活生はたくさんの企業を受けるため、たくさんの写真やESの紙が必要になってきます。落ちればそれは無駄になってしまうので、少しもったいないと思ってしまう人もいます。
しかし、写真はESの中で唯一その人が具体的にわかるものでもあります。そのため、採用担当者は思った以上に写真を見ていることを忘れてはいけません。
写真を貼る時は、後ろに家の中が写っていないか、ふざけた写真ではないか、また最近多いのは自分の写真を修正・加工して貼っている就活生が多いことです。
もちろんきれいな写真は採用されやすいのは事実ですが、実際に面接に行って、写真と実物があまりにも違うとそれはもう信用性が無いとみなされるので注意が必要です。
一番いいのは少しお金はかかりますが、リクルートスーツを来て身なりを整えた証明写真が好評で、無難ですので、おすすめです。
● 面接は会場に到着した時から始まっている?!
ESでの審査で無事通過し、一安心して面接会場に入って、人事の方たちと向かい合った時が面接だと思っていませんか?それは大きな間違いです。
面接は大抵、面接会場に到着したその瞬間から始まっていると思いましょう。服装、挨拶、面接の受付時の態度、ちょっとしたことも企業側は見ています。
企業側もできるだけいい人材を採用したいので当然ですが、ES、面接で同点の就活生どちらかを選ぶ時、そのちょっとしたことで採用されるか否かが決まることも多いのです。
面接に向かう際は到着したときから面接は始まっているんだという意識を持つことが大切になってくるのです。
●どうしても就活がうまくいかない時・・・
今までご紹介した打開策をやってみたけど、やっぱり上手く行かない新卒の人におすすめの打開策は、新卒専門の就活エージェントにお願いしてみる方法です。
そこにはたくさんの新卒を就活のゴールに導いたプロたちがいます。お金はかかりますが、どうしても上手く行かない人の最後の砦になってくれるでしょう。
※参考までに人気の就活サイトをご紹介しておきます!
【安心のベネッセの運営サイト】
>>>ベネッセのオファー型就活サービス【dodaキャンパス】
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就活が決まらなくてキツイ!まとめ
今回は就活が決まらなくてキツイ新卒の方々に向けて、打開策をいくつかご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか?
とにかく当たって砕けろ!というよりも少しでも多くチャンスを増やすことはとても重要です。
その中で本当に自分に合った企業と巡り合えるかもしれません。
他にもビジネスマンや採用担当者がよく目を通す「日経ビジネス」という雑誌を読んで見るのもおすすめです。意外と就職のことにばかり頭が行ってしまって、社会の事に目を向けられない事もあります。そんな時には情報としても役にたちます。
とにかく自分をアピールしつつも、周りとの協調性や周りを見る力がどれくらいあるかというのが面接では大切になってきます。
就活はいつか終わります。でも、せっかくならやりがいのある仕事をしたいのはみんな同じです。ぜひこの記事を参考に新卒という武器を無くさないうちに頑張りましょう。
あきらめは禁物ですよ!!