普通と常識と当たり前。違いは何なの?それぞれのケースで検証!!

常識、当たり前 仕事とマナー

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「普通であれば・・・」

「それが常識」

「当たり前でしょ」

日常会話の中でよく聞く、「普通」「常識」「当たり前」。

つい使いがちな言葉ですが、この3つの違いを答えられる人はあまりいないのではないでしょうか?何気なく使っていても、もしかしたら相手には思わぬ形で伝わってしまっているかもしれません。

そこでここでは、「普通」「常識」「当たり前」の意味を今一度確認していこうと思います。

意外な違いに気づけるかもしれません。

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普通、常識、当たり前、違いは「基準」にあり!使い方の区別

「普通」「常識」「当たり前」の違いは、「基準がどこにあるか」にあります。

とはいえ、これだけではピンときませんよね。

それでは、国語的に一つずつ見ていきましょう。

「普通」

意味:特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。

例文:普通であればエアコンがあるはずの部屋に、扇風機しか置かれていなかった。

普通」は、自分の中で基準を定めているものに使います。

また、他と比べて突出していないことを意味します。

例えば、「普通なら6時半に起きる」のように、普段・通常といった意味合いを持つこともあります。

常識

意味:一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。

例文:私たちの社会においては常識かもしれないが、それを他の社会に属する人たちに押し付けると様々な問題が起きかねない。

常識」は、社会的に基準が定められているものに使います。

「一般の人間が知っている事柄や人間として備えているべき事柄」を意味します。そのため、基準は自分ではなく周囲の環境や社会的に定められている時に使います。

「常識外れ」といった言葉もあるように、社会的規範にそって、人や行動を評価する時に使いますよね。

当たり前

意味:1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。
2 普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。

例文:母に料理のテクニックを教わった後、知ってて当たり前と言われた。

当たり前」は、義務である物事に使います。

これが、一番使い方が難しいのではないでしょうか。

普通と被る部分もありますが、使う人の立場や価値観によって差が出てしまう言葉です。

そうであるべきという義務やありふれていることを意味します。

以上、それぞれの意味の違いを見てきましたが、使い分けに困った時は、自分で基準を定める場合は「普通」を、社会的な基準がある場合は「常識」を、義務である場合は「当たり前」を使うと覚えておきましょう。

それは本当に「常識」?日常の「普通」「常識」「当たり前」

普通、常識。当たり前

身近な存在のこの3つの言葉ですが、使い方によっては、相手を攻撃する「凶器」となってしまいます。

それが、この言葉の難しいところ。

もちろん攻撃するつもりなどなく、何気なく使っている人がほとんどだと思いますが、もう一度日常で使われる「普通」「常識」「当たり前」について振り返ってみましょう。

日常における「普通」の使い方

「普通」は、特に日常生活で使われがちですよね。

また最近は、「絶賛するほどではないが、思ったよりよかった」という肯定的な意味で使われるようになりました。

しかし、これが注意しなければいけないポイントです。
なぜなら、必ずしも肯定的に受け取られるとは限らないからです。

冒頭でご紹介したように、「普通」は元々他より突出していない、平凡な状態を指します。

例えば、目上の方などに「普通にいいですね」といった使い方をすると、不快に感じられたり、失礼に当たったりすることがあります。

「普通」を使う時は、相手や状況などによく気を遣いましょう。

日常における「常識」の使い方

「常識」を使う時に気を付けたいのは、文化の違いや価値観の違いです。

日本国内で使う分には、そこまでの違いがないかもしれませんが、外国人に接する時や海外に行った時には気を付けたいことがあります。

例えば、女性に対して「小顔」であることを褒める風習。

日本では常識ですが、ヨーロッパなどでは誉め言葉にならなどころか、不快感を与えてしまう恐れもあるのです。

また、日本人同士であっても、「これが常識」と決めつけるような使い方は相手を傷つける可能性があるので、気を付けたいところですね。

日常における「当たり前」の使い方

当たり前は、この3つの言葉の中でも、特に人によって意味が左右される言葉ではないでしょうか。

「そんなの当たり前でしょう」「そんな当たり前のことも知らないの?」というように、断定的で攻撃的な印象が強くなりがちです。

本来、「当たり前」とは世間一般が常識として共有し、はっきりと明らかであることが前提

つい自分の中の基準で「当たり前」を使ってしまいがちですが、その当たり前は相手の当たり前ではないかもしれません。

どんな場面であれ、みやみに濫用するのは控えなければいけません。

普通と常識と当たり前。違いは何? まとめ

常識、当たり前

以上、「普通」「常識」「当たり前」についてご紹介しました。

※似た言葉という意味では「マナー」という言葉もあります。
こちらの記事で解説していますので気になる方はどうぞ!

>>>マナーとは言うけれど・・・?意味は?常識とルールとの違い

 

いずれも日常生活で使いやすい言葉ですが、改めて意味や使い方を見るとかなり漠然としていることがわかりますよね。

特に、使い方を間違えてしまうと思わぬ誤解や軋轢に繋がることも・・・。
受け取る側によっては、その先を左右することもあります。

よくあるのが「普通はさー」とか「そんなのあたりまえでしょ!」「常識だよね」など。
こういった言葉も現在の世の中ではパワハラを始めとしたハラスメントにもなりかねません…。

今一度それぞれの意味を確認し、慎重に言葉を選ぶことが重要ですね。

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