最近、子供を叱らないで言って聞かせる「子供に”さとらせる ”育児」をする親が増えていま すよね!私の周りにも「子供を 叱らないことを心がけている」という人は意外と多くいま す。
それにしても、なんで最近の親は叱らないで育児をするのだろうか?
と疑問に思うこともしばしば・・・。
さらに、不思議なことに、自分で子供を叱らないと決めて育ててきたはずの親たちが、子供 が小学生くらいになると叱ってこなかったことを後悔することが多いんだとか!?
やっぱり叱られないまま小学生くらい大きくなってしまうと、
全然言うことを聞いてくれなくなったり、
言いわけばかりがうまくなってしまうという事がおきてしまうようなのです!
そこで「叱らない育児」の悩みについて見ていきましょう!
叱らない育児とは何か?
では、「叱らない育児」は何なのか?少しご紹介しましょう。
まず叱らない育児とは、子供を 叱ったり怒ったりせずに、
自分できちんと正しい行動ができる子に育てることです。
昔は先生や親などの大人が言う通りに行動していれば良いんだ、
という感じがありましたよ ね。
しかし、外国の食事や文化を取り入れて、そ
れが広まる中で子育てにも日本ではあまり良しとされてこなかった自主性、
つまり「自分で考えて行動する」ことに注目が集まってきまし た。
そのため、育児も自分から行動できる子を育てるべく、
何でも叱ったり叩いたりせずに育て ていこうということになったようなんです!
つまり、上から押さえつけるという日本ならではの教育が見直されようとしているわけです。
叱らない育児の末路とは・・・
叱らない育児が何なのかがわかると、
「叱らない育児ってダメなんじゃなくて、むしろいい ことなんじゃないの?」
って思いますよね?
では、なぜ後悔する親が増えているのか?子供が言うことを聞かなくなってしまうなんてことがおこるのかを見ていきましょう。
結果からお話すると「叱らない育児=子供が好きなようにさせる」
と勘違いしている人が多いからなんです。
例えば、子供がごはん屋さんやバスや電車などの乗り物の中で走り回ったり、あまりにも大 きな声で騒いでるのに注意しないお母さんって最近多いと思いませんか?
これは、まさしく” 叱らない育児 ”を 勘違いしている親の特徴的な行動なんです。
やはり、子育てをしていく上で「危ないこと」「人様に迷惑になること」は親がきちんと教えて行かないといけません。
常識を理解させることは親として大事な事
「叱らない」と「教えない」勘違いしてマナーやルールさえも教えない。
小さいときから好きなようにさせてしまった結果、小学生くらいになると注意されても言い訳ばかりしたり、自分の感情をコントロールできずに”キレる”子供 になってします。
そうなると、とうとう親も手に負えなくなる、という末路が待っているのです・・・。
良かれと思って子供を放ったらかしたら、取り返しのつかないことになってしまう、
なんてことも少なくないようですね。
●常識やマナーについて検証した記事です。
教える前にまずは自分の事を振り返ってみても良いかもしれません。。
>>>マナーとは言うけれど・・・?意味は?常識とルールとの違い
そもそも子供をしかるべきか叱らないべきか?
叱らない育児は、やり方によっては自分で周りを見て考えて行動のできる子供に育てる
良い方法だと思います。
しかし、やはり叱っても叱らなくても”子供から目を離さない ”
ということを頭に入れておかなければいけません。
せっかく子供のことを思って叱らない育児を選択したのに、
それを勘違いして危ないことや周りに迷惑がかかっていることを放ったらかして何も言わない。
それは、育児放棄と同じくらいあとから子供たちを苦しめてしまうことになりかねないので は?
と思ってしまいます。
叱らない育児をしたいお母さんたちは是非普段から意識して
「子供が正しい行動ができたときはきちんとほめる」
してはいけないことをした時は、大きな声で叱ったり怒るのではなく
「きちん と目を見て注意する」
を心がけてみてはいかがでしょうか?
そして、最後にきちんと注意したことをやめて、正しく行動ができたらしっかりほめてあげましょう!
叱らない育児とは、きちんと見守り続ける育児なのです。