小さな子供がいる家庭では、季節のイベントごとに飾り付けをしますよね。
しかし、子供の成長と共に、めっきりそういったイベント行事をやらなくなってしまったというご家庭も多いのではないでしょうか?
特にひな人形や五月人形などは、一度飾らなくなると、すっかり忘れ去られてしまいがちです。
そして、そのまま正しい処分の仕方がわからず押し入れに眠ったままの人形も多いはず。
そこでここでは、ひな人形の正しい捨て方をご紹介します。
魂が宿るともいわれる人形。
押し入れにしまいっぱなしより、正しく手放した方が人形の供養になるはずですよ。
飾らなくなったひな人形の正しい捨て方は?
色々片付けては処分してるけど、人形ってどうすればいいんだろう?
大きな博多人形やフランス人形
木目込みや金太郎人形等々
ほとんど頂き物だし、何より人形を捨てるってとても出来ないし…
バザーに出しても今の時代売れるのか?
結局また後で、になってしまう😅— ぴっちょんまま (@rX4MdtDWU2EJXhe) January 5, 2021
ひな人形などの日本人形は、意外にも、家庭ごみとして処分できます。
人形をごみとして捨てることに抵抗がある人も多いと思いますが、以下の手順で処理すれば供養しながら捨てることができます。
ひな人形の処分方法
1. きれいなタオルや布で人形の汚れを拭き取る
2. きれいな白い紙や布で人形を包む
3. お清めの塩を振りかける
4. 感謝の気持ちを込めてごみ袋に入れる
5. 回収日にゴミ集積所に出す
さらに、捨てる時は家庭ごみと分けて、別のゴミ袋に入れるようにしましょう。
可燃ごみか不燃ごみかは自治体ごとに異なるので、各自治体に問い合わせてみてください。
また、ぼんぼりなどの道具やガラスケース、台などは特に供養せず、通常通りゴミとして捨てて構いません。
大きいものは粗大ゴミとなる可能性もあるので、こちらも確認しておきましょう。
ゴミの分別方法はコチラの記事で紹介してます!
>>>ゴミの分別問題はアプリで解消!ダウンロードから使い方までを解説
やっぱり捨てるのは可哀そうだし抵抗がある・・・他に処分の方法はあるの?
とはいえ、やはりゴミとして捨てるのは可哀そうだし罰当たりな気がする・・・という方も大丈夫。
人形の処分の仕方には、捨てる以外にも様々な方法があるのです。
ここでは、捨てずに人形を手放す方法をご紹介します。
リサイクルショップやフリマアプリで売る
状態の良い人形ならば、リサイクルショップやフリマアプリで売るのもおすすめです。
リサイクルショップは、事前に人形買取りを取り扱っているか確認してから持ち込むようにしましょう。
また、近くにリサイクルショップがないならフリマアプリを活用することもできます。
希少な人形なら、思いがけない高値で売れる可能性もあります。
ただ捨てるより、また誰かの人に可愛がってもらえると思えば、安心ですよね。
寺社で供養、業者や代行サービスを使う
一昨日ぬいぐるみと人形を段ボール箱へ入れて供養していただけるお寺へ送付
子供に落書きされたポポちゃん、髪をざん切りにされたセクシーなリカちゃん系人形、犬たちに噛まれたぬいぐるみ達、捨てるに捨てれなかった物を手放しました。
供養料はかかりますが、心の中が軽くなりました
今ありがとう🙏— ラベンダー 脂肪も物も減らしたい (@12maf101) January 7, 2021
人形を売ったり捨てたりすることに抵抗があるなら、寺社で供養してもらいましょう。
寺社に直接持ち込むほか、郵送で受け付けてくれる寺社もあるので、ぜひ調べてみてください。
寺社の人形供養では、供養の後、お焚き上げをしてくれます。
お焚き上げによって人形を燃やして魂を天に送ることで、鎮魂できるといわれています。
受付時間や費用などは寺社によって異なるので、近所の寺社に問い合わせてみましょう。
もし近所に寺社がないなら、お焚き上げ業者や供養代行サービスに依頼するのもおすすめ。
その分費用はかかりますが、手軽かつスピーディーに済ませてくれます。
※ここでも人形を引き取ってくれます
>>>一般社団法人 日本人形協会
福祉施設に寄付する
老人ホームや保育園などに寄付するのも一つの方法です。
こうした施設であれば、大事に扱ってもらえるうえ、子供たちや高齢者の方々にも喜んでもらえるので人形のセカンドライフにぴったり。
しかし、あまりにも古いものや汚れ・損傷の激しいものは引き取りを断られることもあるので、できるだけきれいな状態にして寄付するようにしましょう。
ひな人形の処分の仕方はどうすれば・・・ まとめ
以上、ひな人形の処分の仕方についてご紹介しました。
桃の節句に女の子の健やかな成長を祈って飾られるひな人形。
飾らなくなったとはいえ、幼少期を過ごしたひな人形には思い出がたくさん詰まっているという方も多いですよね。
そんなひな人形だからこそ、できるだけ最後まで大事に扱ってあげたいもの。
誰かにあげたり、供養してもらったり、寄付したり・・・。
いずれの方法で処分するにせよ、感謝の心で送り出してあげることを忘れないでくださいね。