皆さんは、スマホの料金を見直したことがありますか?
また、今使っている機種はなぜそれを選んだのでしょうか・・・?
もしこの質問に即答できなければ、もしかするともう少しスマホ料金を節約できるかもしれません。プランを見直したり、機種変更したり・・・。
ここでは、スマホの料金を徹底比較し、格安SIMとキャリアのどちらが得なのかを検証していきます。キャリアでも新プランはありますが、まずは元々のプランと比較してみます!
これを機会に、何となく支払っていたスマホの料金を見直して、自分のライフスタイルにあったスマホにしてみてはいかがでしょうか。
キャリアと格安SIMの違いって?どちらが得なのか
よく聞く格安SIMですが、一体キャリアと何が違うのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずはキャリアと格安SIMの違いについて解説します。
それぞれの特徴は以下の通りです。
大手キャリアの特徴
まず、「キャリア」とはドコモやソフトバンクといった大手キャリアの「一般的なスマートフォン」のことです。
・本体価格:一括価格は 総じて高め。ただし月々の割引によって実質価格は安くなる機種が多い。
・月額料金:最低ラインは、月額7000円ほど。
・通話料の割引:家族間なら無料。それ以外でも通話定額や無料通話など割引サービスが豊富。
・性能:おサイフケータイや防水など、高性能の機種が多い。
・通信速度:速くて品質は安定している。
・補償:ユーザーの過失でも手厚く保証される。
携帯ブランド 料金プラン名 データ通信量 月額料金
◉docomo ギガライト ~7GB 4,565円
◉au ピタットプラン4GLTE ~7GB 5,115円
◉Softbank メリハリプラン ~50GB 8,228円
◉楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT V 無制限 3,278円
格安SIMの特徴
格安SIMとは、仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供する、割安な通信サービスです。
・本体価格:一括価格は 安いものから高いのものまで様々。基本的に割引なし。
・月額料金:月額1,600円くらいから利用可能。料金プランが豊富。
・通話料の割引:家族間も有料。基本的に従量制で割高。
・性能:機能は比較的少ない。
・通信速度:混雑する環境では、 急激に低速化するなど不安定
・補償:盗難や紛失に対しては補償対象外としているMVNOがほとんど。
携帯ブランド 料金プラン名 データ通信量 月額料金
◉ワイモバイル シンプルS 3GB 2,178円
◉UQmobile くりこしプランS 3GB 1,628円
◉LINE MOBILE ベーシックプラン3GB 3GB 1,628円
◉y.u mobile シングルプラン3GB 3GB 1,859円
◉BIGLOBEmobile 音声通話3ギガプラン 3GB 1,760円
本体価格については、あまり違いはないものの、月額料金は圧倒的に格安SIMが安いです。
普段からあまりスマホで通話することがなく、機能などもいらないなら、格安SIMがおすすめ。
ただし、機能や通信速度、補償などはキャリアの方がリードしているため、スペックやサポートを重視したいなら、キャリアがおすすめです。
安いのは断然格安SIM!ただし気を付けたいことも
検証の結果、キャリアより格安SIMが安いことが分かりました。ただ、安い分、格安SIMを選ぶデメリットもあります。
場合によっては、値段が安いからといって「得」とは言えない可能性も。
そこでここでは、格安SIMを使う上で気を付けなければいけないポイントをご紹介します。
キャリアメールが使えない
ワイモバイルやUQ mobileなどの一部を除き、一般的な格安SIMではキャリアメールが使えません。
そのため、格安SIMから送信したメールを大手キャリアでは「PCメール」として受信され、迷惑メールボックスに入ってしまうこともあるのです。
時間帯によって通信速度が落ちる
MVNOが大手キャリアから借りている帯域には限りがあるため、スマホを利用する人が多い時間帯では、通信速度が落ちることがあります。
快適な通信速度を求めるなら、格安SIMは向かないかもしれません。
ショップを持たないMVNOがある
大手キャリアなら全国にショップがあるのが当たり前ですが、一部のMVNOでは店舗の数が少なく、特に地方には店舗がないことが多いです。
旅行先などでトラブルにあった時に駆け込むことができないのは、少し不安ですよね。
携帯の料金プランを見直したくて、昨日はauショップ行ってきたけど、結局しばらくはこのままで。本当は格安スマホに換えた方が安くなるんだろうけど、ちょっとまだ抵抗があって中々踏み切れない😣
— りえっち (@riech_raize) February 21, 2021
スマホの料金比較!格安SIMとキャリアはどっちが得? まとめ
以上、スマホの料金について比較検証しました。
結論から言うと、金額としては格安SIMが安いものの、得であるかどうかは、スマホの用途によるということが分かりましたよね。
普段からよくスマホを使い、通話やメールなども頻繁にするという人、もしくは安全性を重視したい人はキャリアを選んだ方がトータル的に得といえるでしょう。
また、家族で同じキャリアを使っているなら、そのまま同じ機種を使った方が得です。
一方、あまりスマホを使うことはなく、とにかく月々の料金を抑えたいという人は、格安SIMが良いでしょう。
ぜひ自分に合ったプランや機種を見直してみてくださいね。