就活。
今年は特に厳しい状況のが続いていますよね。。。
SNSでもこんな・・・
12月から就活始めて、初めてSPI受けたのが1月末 10社は落ちたし何社エントリーしたかなんて忘れた コロナ禍に突入して対面ができない、業績悪化、リモート環境を整えるなど理由に5次面接で打ち切られたこともあった 最終面接を受けられないまま突然御祈りメールが来たこともあった 地獄だったまじで
— セン (@_____frfr) February 18, 2021
2020年から突如世界中に蔓延した、新型コロナウイルス。
日本でも、感染者拡大を受けて緊急事態宣言が発令され、経済は一気に停滞しました。そしてそんな不景気の影響を深刻に受けているのが、就職活動。
新卒採用の枠を狭めるほか、採用自体を中止する企業も現れました。
また、就活の採用フローにも大きな変化がありました。
対面を避けるため、説明会や面接がオンラインになり、企業も就活生もやりづらさを感じています。
そんな中で、就活が苦戦し、「まだ決まらない」「精神的にキツイ」といった焦りの声が聞こえます。そこでここでは、今だからこそできる就活の打開策についてご紹介します。
まだ内定先が決まらないからと言って、諦める必要はありません。ぜひ参考にして、これからの戦略を練るのに少しでも役立ててくださいね。
◉オンライン面談のコツはコチラの記事で解説!
オンライン面談の注意点と必要な準備は?面接に大切なルールとマナー
合説も面接もオンライン・・・コロナ禍就活生のキツイ現状
「会えない」「集まれない」今の就活は、大きな変化を強いられています。
まずは、コロナ禍によりどういった点が変わったのかを見ていきましょう。
いずれも、就活情報サイトマイナビと株式会社Grillが就活生と企業の人事担当者を対象に行った調査に基づいています。
① Web面接の増加
2020年3月には3割ほどであったWeb面接の割合が、4月の緊急事態宣言下では9割へ増加。
外出自粛が余儀なくされた状況下で、急遽Web面接を実施した企業も少なくありません。そしてこの数字は、今後も加速していくはずです。
またこれにより、企業や社内の雰囲気がわかりづらいといったデメリットもあるようです。
② 就活費用の減少
意外な影響として、就活費用の減少があります。
20年卒と21年卒を比べると、費用はおよそ3分の1にまで下がりました。
その原因としては、まずWebセミナーやWeb面接が主流となったことで、スーツを着る機会が減ったこと。
また、企業へ行く交通費もほぼなくなったために、このような結果となりました。
④エントリー数の減少
学生のエントリー数が減ったと答えた企業は、30.7%。
これは増えたと答えた企業の約2.4倍の数字です。
合同説明会の中止などを受けて、限定された企業へエントリーが集中されたためと考えられます。
⑤内定者数の減少
コロナ禍による不景気や、オンライン採用によるコミュニケーションの取りづらさから、内定者数も減少傾向にあります。
対面であれば伝わることも、オンラインでは伝わりづらいというケースは、少なくないようです。
就活の現状は厳しいが・・・
これらの現状を見ると、やはりコロナ禍での就活は、就活生にとってかなり過酷なものであることがわかります。リアルでは伝えることができる熱意が伝わらない事も・・・。
また企業の採用担当者も、不景気に煽られやむなく採用を見送らなければいけなかったり、オンライン採用で適性を判断しなければいけなかったりと、厳しい局面に立たされています。
しかしその一方で、就活費用や時間が節約できたり、工夫次第で採用試験を有利に挑めたりする時代とも言えます。
そこで次の章では、これからの就活を乗り越えるための打開策について見ていきましょう。
今だからこそできることは?これからの就活の打開策
コロナになってから、就活生を町で見かけなくなった👀
主戦場がオンラインになってるんだろうなぁ。就活生だった頃、たった1社のために往復夜行バスで東京に行ったり、夜行バス→東京で面接→新幹線→大阪で面接なんてザラにあった。
オンラインで受けられる恩恵は本当に大きいと思う。
— ゆかこ|採用戦略研究所の広報 (@Yukako_PR) February 20, 2021
コロナ禍での就活の最大のポイントは、なんといっても「オンライン」です。
オンラインを攻略することで、就活の結果が変わってくるといっても過言ではありません。
わかっていることはそのまま実践するとして、オンライン就活のコツと押さえておきたいポイントをご紹介します。
オンライン就活で押さえておきたいポイント3つ
基本的な事ですが、オンライン面接をするにあたってしっかりと準備をしていくことが、成功の第一歩です。身だしなみなどを整えるのは大前提として、最低限これからあげる3つの事は実践していきましょう!
オンライン設備を整える
これは基本的なことのようですが、とても大事なポイント。
面接の途中で接続が切れてしまった、フリーズしてしまったなんてことがあっては、元も子もありません。
実際、私の知人も途中でフリーズしてしまうトラブルがあり、とても気まずい思いをしたということです・・・。幸い野茂落ちることはありませんでしたが・・・。
あらためてWi-Fi環境からPCの音の大きさ、カメラまで念入りにチェックしておきましょう。
できれば、事前に友人や家族とテスト練習をすると良いでしょう。
いつもより明るい声・表情で話す
リモート飲みなどをするとわかると思いますが、オンライン越しだといつもより無表情で暗い印象に見えてしまうもの。
オンライン面接では、学生の話し方や表情を見られるので、口角を上げて笑顔で臨みましょう。声も、くもって聞こえてしまうため、意識的に大きくはっきり話すことをおすすめします。
高いものではなくても良いので、照明も準備すると良いです。面談相手は初対面なので、少しでも表情を含めて明るく見せるのは意外と重要です!
部屋を片づける
カメラの画角は意外と広いもの。
画面内だけ急いで整えても、実は相手には見えていた・・・なんてことにならないように、部屋全体を整頓しておきましょう。部屋が散らかっていると、だらしない印象を与えてしまい、採用結果に響く可能性があります。
リモートだと、つい家にいる気分で適当になりがちですが、職場だと思って改めて整理整頓をしてみましょう。気持ちを切り替える意味でも効果的です。
◉オンラインでの映り方のコツはコチラの記事で解説!
リモートのきれいな映り方をマスター!会議だけじゃないオンラインの今後
就活が決まらなくてキツイ!打開策は? まとめ
以上、コロナ禍での就活の現状と打開策についてご紹介しました。
今就活中の方は、とても不安な気持ちだと思います。またこれから就活をする方も、先の見えない今の状況を受けて、憂鬱感にさいなまれているかもしれません。
就活する側も採用する側も悩んでいる
しかし、この状況は同じ世代の全ての就活生、また企業も抱えている悩みです。つまり裏を返せば、工夫次第で有利に就活に挑むことができるはず。
例えば、地方に住んでいたとしてもネット環境が揃っていれば、どの地方の企業でも採用のチャンスがあります。わざわざそのためだけに面接会場に行かなくても良いので、結果として数をこなす事は出来ますよね。
これからはオンライン化が更に進むので、ネット環境は持ってて当たり前な風潮にもなることが予想されます。今のうちに使い慣れておくのも今後に役立つはずです!
厳しい状況は続くかもしれませんが、考え方ひとつで環境が変わることも良くあります。ぜひ、今回の記事を参考に、就活成功のカギを探してみてくださいね。