朝起きてから通勤電車や仕事の休憩中、夜眠る直前まで、気づけば一日中スマホをいじっている・・・特にSNSのチェック。。。そんな生活を送っている人も少なくないはず。
たしかにスマホを使えば、好きなアイドルの情報から世界情勢にいたるまで、自分の知りたい情報を好きなだけ収集することができます。
そして、それが当たり前になりつつある現代、無意識に陥ってしまうのが、「SNS中毒」です。
ツイッターやインスタグラム、FacebookといったSNSは、アカウントを持っていて当たり前の時代。
しかしそんなSNSに、脳も心もすり減らしてしまう現代人が後を絶ちません。
「正直もうやめたいけど、やめられない・・・」というSNS疲れの声をよく耳にします。
そこでここでは、そんな中毒性を持つツイッターをはじめとしたSNSの闇について見ていきます。
また、SNS断ちのための方法もご紹介します。
ツイッターには「やめられない」理由がある!?SNSの依存性
なぜ私たちはSNSを「やめられない」のでしょう・・・。
アカウントを消すだけ、アプリをアンインストールするだけ、頭ではわかっていても、なかなか行動に移せないですよね。
実は、ツイッターなどのSNSは、「やめられない」ように作られているのをご存知でしょうか?
まずは、こうしたSNSの依存性について具体的に見ていきましょう。
SNS依存の理由 承認される「快楽」
ツイッターでもインスタグラムでも、共通している機能が「いいね」ボタンです。
文字通り、投稿への肯定的なリアクションとして押されるものですが、この機能が、SNSを「やめられない」主な理由になっています。
「いいね」をもらえたということは、その投稿が「承認」されたということ。
私たちは、承認欲求を満たされると、快楽物質であるドーパミンが脳内に分泌されます。
一度「いいね」が押されドーパミンが分泌されれば、脳はまたさらなる刺激を求めます。
そしてそれを満たすために、また投稿する。
つまり、「いいね」をもらえばもらうほど、SNSへの依存性が高まるということですね。
これがエスカレートすると、リアクションが欲しいがために、炎上行為やネット犯罪といった過激な方法に手を出してしまう人もいます。
SNS依存の理由 ギャンブル的な「スリル」
上記の「いいね」ボタンやコメントは、いつどれぐらい来るかわかりません。
投稿ボタンを押す瞬間の「当たりが出るか出ないかわからない」スリルが、人々を夢中にさせています。
ツイッターの通知が来ればスマホに飛びつき、たくさんの「いいね」に幸せを感じる。その一方で、何もリアクションがなければ、イライラし絶望してしまう・・・。
この博打こそが、私たちをSNSから抜け出せなくさせるSNSの闇です。
またこれにより、何をしていてもスマホが気になってしまったり、注力が散漫になってしまったりと、生活に支障をきたすこともあるのです。
この原理は、ギャンブル依存症と似たものですね。
ツイッターをやめるなら今!SNS依存を治すには
それではここで、一例としてツイッター依存のチェックリストを見てみましょう。
いずれか一つでも心当たりがあれば、ツイッター依存かもしれません。
ツイッター依存度チェックリスト
□ 気づいたらいつもTwitterを起動させて、特に目的も用事もないのにTwitterをチェックしている
□ お風呂・トイレの中でもTwitterをチェックしている
□ 仕事中・勉強中でもTwitterをチェックしている
□ 食事中でもTwitterをチェックしている
□ 寝る直前まで・起きてからすぐにTwitterをチェックしている
□ RTやいいね!がつく数をいつも気にしている
□ ツイ消しをよく行う
□ フォワ―の増減をいつもチェックしている
□ Twitterのアプリを落としたそばから、またすぐにTwitterを起動させてしまう
□ あまりよく考えずに、何でもかんでもRTやいいね!を押してしまう
□ とにかくTwitterをしていないと気になって仕方がない・イライラする
□ フォロワー数で相手の価値や優劣を測ってしまう
□ フォロワーとTwitter上で会話するのが楽しくて仕方がない(リプツリーがどんどん伸びてしまう)
□ とにかく今自分に起こっていることを全てツイートしないと気がすまない
いかがでしょうか?
改めて思い返すと、知らず知らずのうちに、SNS依存に陥ってしまっていたという人も多いのではないでしょうか。
ツイッターなどの依存から抜け出す方法は?
そんな私たちは、少なからずSNS断ちをする必要があります。
しかしツイッター依存の恐ろしさはわかったものの、やっぱり今すぐやめるのは勇気がいる・・・という方は、これから紹介する方法を試してみてください。
① SNSを利用する時間を決める
こちらは、ツイッターを開く時間を決めるというもの。
例えば、通勤時間だけなど、自分のルールを決めることでかなりSNSと距離を取ることができます。
ただし、これを成功させるためには、初めは意志が強くないと難しいかもしれません。
② ブラウザからSNSを利用する
SNSをつい見てしまう理由は、その手軽さにもあります。
アプリをタッチすればいつでも見られるという環境を変えてみましょう。
その方法は、アプリをアンインストールしてブラウザからSNSを開くようにするだけ。
それだけでも、SNSを開くのがとても億劫になり、SNS離れを進めることができます。
③ ホーム画面の見づらい位置にアプリを配置する
こちらは今すぐにでも始められる方法です。
SNSのアプリを、ホーム画面の探しづらい位置に隠してしまいましょう。
そうすることで、やはり手軽さが減り、自然とSNSを見る時間を減らすことができます。
◉やめるのはちょっと抵抗が・・・という方に、楽しくツイッターを楽しむ秘訣をご紹介!
>>>ツイッターで疲れないようにする方法って?SNSは楽しんでナンボ!!
ツイッターに依存してる!? まとめ
以上、ツイッターを始めとしたSNS中毒についてご紹介しました。
一見、身近でそれほど危険なものに見えないSNS依存。
特にツイッターで多く見られるようです。自分ではわかりにくいかもしれませんが、意外と実感のある人も多いのではないでしょうか。
一度依存してしまうと抜け出すのが難しく、過激な行動に走り人を傷つけたり犯罪に手を出してしまったりする可能性もあるのです。
そして、今や誰しもが陥る可能性があるのが、SNS依存の恐ろしさ。
もし、SNS疲れやSNS依存に少しでも心当たりがあるなら、今からでもSNS離れに挑戦してみてください。
SNSから解放されれば、かなりすっきりするはずですよ。