コロナ禍により、すっかり手指の消毒が日常化しましたね。
そんな今、私たちの悩みのタネとなっているのが、「手荒れ」です。
消毒用のアルコールが肌の水分を奪い、気づけば手がボロボロに・・・。
そして、手荒れで一番困るのが、スマホの指紋認証ですよね。
手荒れで指紋が薄くなり、せっかく指紋認証機能がついているのに、認証してくれずじれったい気持ちになった方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、手荒れで指紋認証ができない時に試したい対策をご紹介します。
手荒れした指紋も復活する!?まずはハンドケアを見直してみよう
手荒れがひどくて、指紋が薄くなったり無くなったりしている気がする・・・という経験はありませんか?
ご安心ください、指紋が失われることはないと言われています。
指紋形作る、「隆線」と呼ばれる指のシワは、一生変わらないもの。
そのため、表皮が剥けたり肌が荒れたりしても、新しく再生されます。
つまり、手荒れによって指紋が無くなるということはなく、肌荒れを鎮めれば、指紋は復活するということです。
そこで見直したいのが、ハンドケアです。ここでは、具体的に2つの方法をご紹介します。
1. 指先を保湿する
まずは、保湿を習慣化することが基本。
ポイントは、ハンドクリームに含まれる成分と塗り方です。
<ハンドクリームの選び方>
皮膚の角質を柔らかくする成分(アラントイン、パンテノール、ビタミンA、尿素など)が入っているものを選びましょう。
また、薬局などでよく見る、ワセリンもかなり効果的。
使い心地が苦手な方も多いかもしれませんが、油分100%で乾燥から肌を守ってくれる頼もしい存在です。
しかし、それでも改善されないようなら、皮膚科で塗り薬を処方してもらうことをおすすめします。
<塗り方>
① 化粧水を指先につけます。これにより、ハンドクリームの成分がより浸透します。
② 手にクリームを乗せ、体温で少し温めてから、全体に伸ばします。
③ 指を一本ずつ伸ばす感覚で、マッサージしながら塗っていきます。
仕上げに、綿の手袋をつけるとより乾燥を防げます。
顔のスキンケアはしていても、手の肌はついおろそかにしがちですよね。
しかし、手の肌も顔と同じ。
このケアを寝る前などに習慣化するだけでも、かなり手荒れは改善されていくはずです。
2.「乾燥させない」習慣をつくる
次に大事なのが、手荒れの原因を解消することです。
もしかすると、普段の生活の中で手荒れの原因となる行動を取ってしまっているかも・・・。
乾燥しない指先をつくるために意識したいのが、以下の習慣です。
① 手を洗った後は、自然乾燥にせずハンカチで水気を取る。
② ゴム手袋をつけて水仕事をする。
③ 寝る前にハンドクリームを塗りマッサージをする。
④ ナイトグローブを着けて寝る。
特に忘れてはいけないのが、①と②ではないでしょうか。
手を洗った後、つい自然乾燥に任せてしまっていませんか?
特に今は、手を洗う回数が増えているので、その度にしっかりとハンカチやタオル
を使うことが大切になります。
また水仕事は、洗剤と水のダブルパンチで手荒れを促進させてしまいます…。
100均などで売っているゴム手袋を使って、手を守りましょう。
こうした習慣に加えて、③や④のような保湿の習慣を身につければ、繰り返す手荒れは防げるでしょう。
それでも手荒れが改善しなければ…指紋認証の最終手段をご紹介
前章で、手荒れを防ぐための方法をご紹介しましたが、それでもなかなか指紋認証が受け付けてくれない・・・という方には、次の最終手段を試してみてください。
1. 違う角度で指紋認証の登録をし直す
スマホの指紋認証を登録する時に、なるべく広範囲で指紋を登録してみましょう。
画面に当てる指の角度を変えることで、認証できるようになります。
2. 複数の指を登録する
手荒れで指紋認証ができない時は、他の指を登録しておくのも有効的。
例えばiPhoneでは、10本の指全てを登録できるため、薬指や小指などの比較的荒れにくい指を使って解除することができます。
3. 顔認証やパスコードに切り替える
何をしてもやっぱり指紋認証の解除が難しい・・・という人にはこちら。
指紋認証にこだわらないなら、顔認証やパスコードで解除するのも手です。
顔認証は2つの顔を登録できるので、普段用とマスク用で登録しておけば、コロナ禍でも十分便利。
手荒れで指紋認証ができない まとめ
以上、手荒れにより指紋認証ができない時の対策についてご紹介しました。
消毒や気候によって、慢性化しがちな手荒れ。
特に今のご時勢、消毒の影響もあって、誰しもがこの悩みに向き合うことになりそうです・・・。
今回は指紋認証のための対策をご紹介しましたが、それを抜きにしても、よく使う手だからこそこまめに労わってあげたいですよね。