我が子が生まれて成長を見守るのは、嬉しい気持ちや楽しいことが増える反面、
大変なことも多いですよね?
その上、少しでも育児書などの平均から遅れると、
「うちの子ってもしかして発達が遅いのでは?」と心配になったりもします。
特に友人や親戚、健診のときに同じ月齢の子と比べて成長が遅いと、
余計に心配になってしまうこともあるでしょう。
ただ、お子さんの身長や体重、発達速度などは個人差があるのも事実ですし
、むしろ人それぞれなので個人差があって当たり前なのです。
とはいえ、新米パパ・ママは、1歳児の平均発達具合は気になることと思います!
そこで今回は1歳児の発達と食事の特徴や平均値などをご紹介していきます!
1歳児の食事の目安は?
まずは成長に必要な「 食事 」についてみていきます。
生まれてから1歳になるまでの1年は食事の内容が目まぐるしく変化していく時期です。
ミルクや母乳しか飲んでいなかったのに、
半年、1年、1年半と食べるものもどんどん大人と同じものになってきます。
1歳のときの食事量
● 軟飯90g、 ● 野菜類40〜50g、 ● 豆腐が50g ● 魚やお肉15g
と、かなりしっかりとした量を食べるようになります。
体もどんどん大きく成長していき、平均は、
● 男の子 身長:約70〜80cm 体重:約7〜11kg
● 女の子 身長:約68〜77cm 体重:約7〜10kg
となっています。生まれてから2倍以上の大きさに成長することがわかりますよね。
しかし、食事量や平均成長具合を見てもわかるとおり、
成長にはかなり個人差があるのであまり神経質になる必要はないかもしれません。
まずは1歳の食事は手づかみから
1歳になる頃は、離乳食も少しずつゴールが見えてくる時期ですよね?
食欲旺盛な子は自分からどんどん食べたくて仕方ない様子だと思います。
もっと自分で食べたい子も、あまり食事に興味がない子も最初は
”手づかみ食べ ”から始めていきます。
小さい子供は、何でも見て、触れて、口に入れて、
と日々自分なりに実験や研究を繰り返しています。
食事もまずは自分の手で触れてみて感触を確かめます。
赤ちゃんなりに「これってベタベタするなー」「口に入れてみよう」「ん!おいしい!」
など学習する大事な時間が食事なのです。
ママ・パパにしてみれば早く食べてほしい、
食べ物をぐちゃぐちゃにするなんてと思って食べさせたくなってしまうかもしれません。
しかしそこはグッと我慢して、危険なこと以外は我が子が研究をしている、
学んでいると思って見守ってみてください。
きっと手づかみ食べもすぐに上手になるのではないでしょうか?
手づかみ食べのおすすめメニュー
手づかみに適した、簡単にできる食事のメニューを3つ紹介します!
とっても簡単なので、ぜひ作ってみてください。
「日本人はやっぱりお米!食べやすい手づかみおにぎらず」
【用意するもの】
● おにぎり用のり 2枚(味なし)
● ご飯 適量
【手順】
1. おにぎりのりに薄くご飯をのせる(ご飯の乗せすぎに注意です)
2. もう1枚ののりを上から乗せてのりをなじませる
3. 水で濡らした包丁で一口サイズに切る
4. お子さんの食べられる数お皿に盛りつける(完食した達成感味わってほしい)
「かわいい朝ごパン♪ペロペロキャンディーみたいなサンドイッチ」
【用意するもの】
● サンドイッチ用パン 4枚
● いちご・ブルーベリーなどの好きなジャム 適量
● ラップ 適量
【手順】
1. サランラップをパンより少し長めに切る
2. パンをサランラップの真ん中に置く
3. パンの右or左を1cm開けてジャムを塗る
4. 巻き寿司を作るようにラップでパンをくるくる巻く(少しキツめに)
5. ラップの両端を締めて、数分おいてなじませる
6. ラップをはずして一口サイズに切る
7. お子さんの食べられる数お皿に盛りつける(完食した達成感を味わってほしい)
「パクパクおいしい!高タンパクなハンバーグ♪」
【用意するもの】
● 高野豆腐 2枚
● 鶏ひき肉 200g
● 卵 1つ(アレルギーの方は片栗粉 適量)
● たまねぎ 2分の1
● 塩コショウ 適量
● マヨネーズ 大さじ1(アレルギーの方は塩コショウを多めに)
● 醤油 小さじ1
● サラダ油orオリーブオイル
【手順】
1. 高野豆腐をフードプロセッサーで細かくする(ない人はおろし金で)
2. 1と残りに材料を全てボールに入れて粘り気が出るまで混ぜる
3. ハンバーグの形を一口サイズに整える
4. 少し多めの油で揚げ焼きにする
5. お子さんの食べられる数だけお皿に盛りつけ少しケチャップをのせる。
以上、手づかみで食べられる簡単メニューをご紹介しました。
平均とはいえ、お子さんによって発達もさまざまですし、もちろん食べる量も違います。
たくさん食べるようになると、体格的な成長が日々実感できるようになるので、
楽しく食事ができる環境を整えることを意識してみてはいかがでしょうか?