7月7日は、七夕。
七夕‥と言えば。
天の川のあちら側とこちら側。
天の神様を怒らせて会うことができなくなった織姫と彦星が、1年に1度だけ会うことができる‥
という星の恋物語が有名な日(*ノ▽ノ)
毎年7月7日の夜には、願いごとを書いた短冊や七夕飾りを笹の葉につるして、
お星様にお祈りする習慣がありますよね。
子どもの頃、色紙で飾りを作ったり、短冊に願いごとを書いて笹に飾ったりした思い出。
みなさんも1度や2度じゃないはず!?
笹飾りを作ったり、願いごとを書いたり。
ワクワクしながら飾る七夕飾りですが‥。
七夕が終わったあとの笹飾りって、みなさんどうしてます??
どう処分するのが正解なんでしょうか?
本来、笹の葉飾りをするのは前日6日。一夜飾りと言われることもあります。
願いごとを書いた短冊が飾ってあるだけに、「これって簡単にゴミに捨てていいものなの?」
って悩みませんか??(´・ω・`)
七夕の笹の葉飾りはいつからいつまで飾るもの?
ところで。七夕飾りというもの、いつからいつまで飾っておくのが普通なのでしょうか??
幼稚園や保育園など子どもがいるところなんかだと、1ヶ月から2週間くらい前には作り始めて、
しばらく飾っておくというのが一般的。
また、ショッピングモールなどでも七夕飾りの願いごとの短冊をかかせてくれるところ、ありますが、やっぱり6月の半ばくらいには、笹飾りサービス(勝手に命名w)始まってますよね。
でも、実際家で飾るとなるとどうでしょう?
今は人工の笹を買えるので、ながーーーく笹飾りを飾っておくこともできます。
せっかく作った飾り。
できるだけ長く飾っておきたい。
こういう気持ち、分かります!
でも、調べてみたところ。
笹飾りを飾るのは前日6日。
一夜飾りと言われるそうな‥。
つまり。
一夜飾りというだけに。
笹飾りを片付けるのは、7月7日っていうことですよねΣ(×_×;)!
頑張って飾り付けするのに1日!!
クリスマスツリーだって、しめ縄、しめ飾りだって、ひな人形だって、鯉のぼりだって、
もっともっと長いのに(´・ω・`)
でも、そういうことなら仕方がない。
できるだけ早く片付けましょう!
使い終わった後の笹の葉。七夕終了後の正しい処分方法は?
まず言えるのは、現代には笹の葉の処分に特に決まりはないようです。
でもなんかそのまま捨てるのは気になりますよね。
昔は、「川や海に流す」七夕送りという風習がありました。
水に七夕飾りを流すことで、祓い清めたり、神様に届けるなどの意味があるようです。
でも、今は河川に何かを流すのはゴミの不法投棄になっちゃいますからね。
今はやったらダメですよ。
次は、「燃やす」方法。
七夕飾りを燃やした時の煙が天に昇ることで、神様に願いが届くと考えられているとか。
最近では煙や臭いで近所から苦情が出たり、条例違反になるところもあるので、
自宅の庭で燃やす場合は注意が必要です。プラスチックなどが入っている場合も燃やせませんしね!
これも今の時代には合わないですね。。
あとは、「ゴミに出す」
これが1番無難かもですね。
ただ、せっかくの子どもの作品をゴミとして捨てるのは‥。
と、思っちゃいませんか?
そうなんです。
そこ!!
気持ちの問題ですけどね。
何も考えない、スパーーーーンとした性格の方は、チャチャッとゴミに出しておしまい♪
なんでしょう(´ 3`)
でも、なかなかそうはいかない人達にオススメの捨て方。
ゴミ袋がもったいないと感じるかもしれませんが‥。
「笹飾りだけを1つの袋で捨てる」
他のゴミは一切同じ袋で捨てません!!!
願いごとを書いた笹飾りが入っている、その袋そのものに供養の気持ちを込めて。
ちょっと塩を振りかけるとか。
「ありがとう」とか「お願いします」とか声をかけて袋の口をしばるとか。
そういう気持ちでゴミに捨てると、断然気持ちが楽になります(*´ω`*)
その際、子ども達が書いた願いごとや、力作の七夕飾りは
「写真を撮っておく」というのもいいと思います(^ー^)
そもそも、七夕に笹の葉は、なぜ使われるの??
こんな、大変な思いをして処分する七夕飾りですが。
別に笹の葉じゃなくても良くない??
って思ってしまいがちですが‥。
七夕に笹の葉(笹竹)を使うのにも、ちゃんとした理由があるんです!
というのも、「七夕飾り」という風習が始まるずっとずーっと前から、
笹・竹は神聖なものとされていたんだそうです。
笹竹は、根強く、繁殖力も強い。
そして、寒暖や風雪にも強いのです。
さらに、天に向かってまっすぐ伸びていく、その力強さに生命力を感じますよね。
今でも、更に笹団子やチマキなどの食べ物も包んでいるように、殺菌力も強いのです。
こういった強さを持つ笹の葉には厄除けの力があると信じられていたようです。
そのため、神事に使われたり、笹で体を清めたりなど、厄払いの儀式に用いられることもありました。
また、笹の葉と笹の葉がこすれ合う音が神様を呼ぶ音とも言われていたそうです(^ー^)
そうやって考えると、「七夕飾りに使う木(?)は、笹竹しかない!!」と
、妙に納得してしまいますよね!
現代では、昔から大切にされてきた様々な風習が、少しずつなくなってきているように思えます。
でも、その時代時代に合わせて進化させつつ、大事にしていきたいですよね(^-^)