いざ一人暮らしを始めて、悩むのが「洗濯物を干す時間」ですよね。
毎日忙しい生活を送っていると、意外と家事に割ける時間はないし、
なるべく効率的に片づけたい…。
また、もう一つ洗濯をしていてぶつかる壁が、「臭い」ではないでしょうか?
乾きが足りないと、せっかく綺麗に洗濯した衣服から嫌な臭いがしてしまい、台無しです。
この臭いの原因はやっぱり生乾きです。
今回は、その二つの悩みのタネを解消する、洗濯物の干し方と時間帯をご紹介します。
洗濯物が生乾きにならない乾燥の時間と良い干し方
生乾きの臭いの原因は、「雑菌の繁殖」です。この雑菌は、ある程度の暖かさと水分がある場所で繁殖するので、生乾きの洗濯物は最適な温床となるわけです。
ここでは、生乾きにならない乾燥の時間と干し方を見ていきましょう。
◆乾燥の時間は「短く」する
臭いを防ぐためには、乾燥の時間を「短く」することがカギとなります。
具体的には…
1. エアコンなどの家電を使う
洗濯物の湿気を除湿器やエアコンの除湿機能で取り除くことも効果的です。
特に、部屋干しでは「風」がないので、家電などを使って風に当てると、乾きが早くなります。
2. 熱をあてる
洗濯物がある程度乾いたら、アイロンをかけましょう。
早く乾かすことができるうえ、悪臭菌は熱に弱いので、殺菌効果もあります。衣類全体にゆっくりとアイロンをあてるだけで、かなり効果があります。
◆洗濯物の良い干し方
臭いのつく原因は、意外と衣服の干し方にもあるかもしれません。
実は、衣類ごとに乾きやすく臭いがつきづらい干し方があるのです。
毎日の干し方の参考にしてみてください。
ポイントは、「生地同士が重ならないこと」です。
1. タオル
タオルは、角ハンガーを使い、囲み干しか蛇腹干しをしましょう。
二つ折りにして干すのは厳禁です。
2. 下着類
下着や靴下は、外に向かって丈の長いものがいくように干します。例えば、くるぶしソックスなどは最も内側に、インナーウエアなどは外側に干すようにしましょう。
3. ズボン類
衣服の中でもくせ者のズボンは、裏返しにして角ハンガーで干すと乾きやすくなります。生地同士が重ならないように履き口を広げて吊るすようにして干しましょう。
効率の良い洗濯は朝?夜?
では、朝と夜なら、どちらが洗濯に適しているのでしょう?
なるべく乾きやすい時間帯を選びたいものですよね!
アパートに住んでいる人や周囲からの目も気になる・・・。
という方のために、朝夜の洗濯事情をそれぞれ見てみましょう。
◆朝
・天日干しできるので乾きが早い
・理想の時間帯は、8~9時
やはり、理想は朝の時間帯です。仕事などをしていると、かなり慌ただしくなってしまうと思いますが、ついでに日光浴もでき健康的です。
ただ、朝早すぎてしまうと近所迷惑となる可能性もあるので気を付けましょう。
◆夜
・衣類が日焼けしない・排気ガスで汚れない
・騒音トラブルになる可能性が高い
・防犯が気になる
夜は、朝に比べて温度が低いので多少乾きにくくはなります。
しかし、衣類が日焼けしなかったり排気ガスで汚れなかったりというメリットもあります。
ここで一番気を付けなければいけないのは、干す時間帯によっては苦情となる可能性が高いことです。20~21時には済ませるようにしましょう。
また外で干す場合、特に女性は防犯に気を付けましょう。
下着類や女性であることを特定されそうな衣類は部屋干しすることをおすすめします。
1人暮らしの洗濯 まとめ
以上、一人暮らしの洗濯を干す時間と干し方についてご紹介しました。
家事は慣れるまでとても苦労しますよね。
特に洗濯は、作業量が多いので、少しでも効率的に済ませたいものです。
女性の場合は防犯上の事もあって、なかなか外に干すことは難しいかもしれません。
なので、今回あげてきたことは生乾き対策にもおすすめです!
今回ご紹介したコツを、ぜひ明日から試してみてくださいね。